デリシャス豆知識 | パリッとした「地焼き」のうなぎ、病みつきになります

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デリシャス豆知識

パリッとした「地焼き」のうなぎ、病みつきになります

  • 2017/02/22

地焼きうなぎを求め、いざ「瓢六亭」さんへ。

うなぎを背開きにして白焼きにした後、蒸して再び焼く江戸前。ふわっとして口の中でとろっととろける感じを、北海道出身のぼくはうなぎ独特の食感だとばかり思っていました。

だから、蒸さずに腹開きにして焼いた関西風の「地焼き」のうなぎを初めて食べたときには、唸りました。脂がのってパリッとしていて、噛み締めると旨みがじんわりと口の中に広がって、“ふわっ、とろっ”よりもおいしいと感じてしまったからです。
以来、ちょっと恥ずかしいですけど「うなぎは地焼きだよね」とうそぶくこともしばしば。

さて、『デリシャス宅配便 2017年新春号』16ページでご紹介した「うなぎ一口おこわ」。これ、山梨・甲府と東京・渋谷にお店がある「瓢六亭」さんの商品で、しっかり地焼きなんです。地焼き未体験の方はこの機会にぜひ。病みつきになります!

ところで、だからと言って江戸前のうなぎは食べなくなったかといえば、そういうわけでもなく、 オフィスの近くには歴史ある江戸前うなぎの名店も少なくないのでそちらではもちろん喜んで“ふわっ、とろっ”をいただく。

そもそもなぜ江戸前と地焼きがあるのか。
一説によると、関東平野はひろく、川の流れがゆるやかなので昔のうなぎは関西のものよりも泥臭く、丁寧に蒸して泥臭さを抜く必要があった、 関西は山と海が近く、川の水が濁らないのでうなぎが泥臭くなかったので、関東のように蒸さずにそのまま「地焼き」にしたとか。

今となっては、九州や東海地域、あるいは台湾などで養殖されているうなぎがほとんどですから、どっちが泥臭いとかはないのですけどね。

だから、関東でも関西でも、もしうなぎがお店で出てきて、「焼き方は?とか、焼き加減は?」とか聞いてくれるといい。焼き方さんも江戸前と地焼き、どっちもできる人がいるといい。お酒もうなぎの焼き方に合わせてセレクトできるといい……。

おいしいものを見ると、もっともっととわがままになってしまいます。

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バイヤー堺谷 徹宏

食品担当。
美味あるところどこにでも行くフットワークが身上。
担当カタログは「家庭画報のデリシャス宅配便」。
日本一の食品お取り寄せ通販をめざす56歳。
でも芋焼酎が好き、ラーメンはもっと好き……。

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