食べてほしい!この逸品 | 望仙(もちせん)店主・望月由喜男さんの野望について【1】

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食べてほしい!この逸品

望仙(もちせん)店主・望月由喜男さんの野望について【1】

  • 2017/11/21

駿河湾に面した由比という港町では、古来、桜えびという小ぶりなえびが水揚げされてそのまま生で、揚げて、焼いて、炊いて、さまざまな調理方法でたいそう大切に食べられておりました。

港にほど近いところに望仙なるお店があり、ここの店主は桜えびを巧みに調理し、商品に仕上げる名人でありました。

取引をはじめてもう10年以上になるが、ぼくが望月さんに会ったのはただの一度だけだ。ちょうど春漁が終わりに差しかかった頃、由比にある工場で初めてお会いした望月さんは、えびめんに封入する素干しの桜えびを選別するための自作の器具を見せてくれた。

「これをたくさん作りましたからもうえびめんがいくら売れても大丈夫」。そう言って胸を張った望月さんだったが、当時えびめんはものすごい勢いで売れていたので、なかなか望月さんの思惑通りにはならなかった。

だが、その器具はスタッフが桜えびを1尾ずつ検品し、切れたひげなどを取り除き、立派なもののみを数えて封入するための道具としては完璧に思えた。

この人は、こうしていつも現場にいて常に工夫すること、効率を上げること、ひいては高い品質の商品作りを続けることだけを真摯に考えている。

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バイヤー堺谷 徹宏

食品担当。
美味あるところどこにでも行くフットワークが身上。
担当カタログは「家庭画報のデリシャス宅配便」。
日本一の食品お取り寄せ通販をめざす57歳。
でも芋焼酎が好き、ラーメンはもっと好き……。

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