使って欲しい! この逸品|「BALMUDA The Gohan」の新しい“ごはん体験”

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ネット通販担当の”自腹”レビュー

「BALMUDA The Gohan」の新しい“ごはん体験”

  • 2018/02/06

普段は裏方として当サイトを運営しております、ネット通販担当の佐藤です。このコーナーは、各担当バイヤー自らが書く「読みもの」が売りなのですが、このたび、当サイトでも販売中の「BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ・ゴハン)」を購入したことがきっかけとなり、バイヤーではない私が、消費者としてのレビューを書いてみようと思い立った次第です。しばし、お付き合いいただければ幸いです。

実はこれまで炊飯器がなかった我が家…箱を開けた時の感動から「バルミューダ」体験は始まる。

生まれてはじめて買った炊飯器。結論としては……

いきなり結論から申し上げると、私のように、一度に2合炊けば十分な家族構成で、炊飯器に多くの機能を求めず、固めのごはんを好み、家電に日々使う道具以上の存在感=インテリア性を求める人にとって、「BALMUDA The Gohan」は、ほとんど最適解といっても言い過ぎではありません。いや、ただおいしいごはんが食べたいだけ、という人にとってもまた、この炊飯器は十分選択肢になり得ます。ちなみに、ここで言う“おいしさ“とは、味だけにとどまるものではありません。炊く工程から、炊き上がったごはんの食感、一緒に食べるおかずとの相性などからなる、さまざま体験の総体が「BALMUDA The Gohan」的”おいしさ”になるのですが、それはまた後述します。

「BALMUDA The Gohan」の全貌。写真中央にある「外釜」の存在がこの商品の肝になる。

釜の質感を感じさせるデザイン

土鍋で炊いたごはんの味を目指したというこの炊飯器、見た目は土鍋というより羽釜風。これまでも斬新なデザインを世に送り出してきた「バルミューダ」らしく、家電という枠に収まらない独特な佇まいです。一見、鉄釜のように重厚な質感に見えるものの、実はマットな加工の合成樹脂でそれほど重くありません。この釜部分と対比するかのような、メタリックで現代的な上蓋部分との調和も見事。置く場所の雰囲気を変えてくれそうな、デザインの力を感じさせます。

ホワイトとブラックの2色展開からブラックを選択。炊飯器としては意外とコンパクトな設計。

削ぎ落とされた機能。しかし、それを補うのも楽しい

選べる炊き方は白米・白米早炊・玄米・炊込・おかゆの5種類の炊飯&予約炊飯に絞られており、最近のIH炊飯器に見られるような食感や銘柄に応じた炊き分け機能はありません。だからといってできることが限られているわけではないというが、この炊飯器の面白いところ。あくまで自動的な炊き分け機能がないだけで、手動での炊き分けはできますし、モードにはない赤飯だっておこわだって雑穀米だって炊けます。ここでの試行錯誤が、まさに「BALMUDA The Gohan」ならではの体験だと言えるでしょう。 また、お米を乾燥させてしまいおいしさが損なわれるという理由から、保温機能は、あえて排除されています。しかし、余ったごはんは冷凍保存することで再度おいしくいただけますので、個人的には、まったく気になりません。

単純明快な操作パネル。“白米・都度炊き派“なら、ほとんど右下の【炊飯】ボタンしか使わないかも…。

蒸気のちからで炊く。独特な二重構造

「BALMUDA The Gohan」の最大の特徴は、その構造と斬新な炊飯方式にあります。それは、外釜と内釜との間に入れた水が蒸気となって、水につかったお米を蒸気で包みこむようにじっくりと炊き上げるというもの。内釜の中が100℃を超えないようコントロールすることで、米が対流しないので、米粒が崩れにくく粒立ちのよい仕上がりになります。この二重構造により、一般的な炊飯器にはない、“外釜に水を入れる“という手順が増えることになりますが、この手間がそのまま炊き上がりの差別化にも繋がるというわけです。

付属の水計量カップで外釜に水を入れ、そこに内釜をセットする。

工夫次第で“しゃっきり派”にも“もっちり派”にも

では、「BALMUDA The Gohan」の新しいアプローチが、炊き上がり&味にどう影響するのでしょうか。ごはんのおいしさが、〔甘み〕や〔強い香り〕や〔粘り気〕に象徴されてきたとするなら、「BALMUDA The Gohan」が生み出す新しいおいしさは、〔粒立ち〕と〔食感〕にあると言えるでしょう。これは、炊き上がったごはんを見て、ひとくち食べてみればわかります。もちろん単に固いわけではなく、噛みしめるたびに旨みがにじみ出てくる。どちらかといえばあっさりした味わいから始まり、ボディブローが効いてくるようにごはんのおいしさを実感できます。

炊き上がり。全体的に米が立っており、混ぜてみるとその“しゃっきり感“がわかる

確かに自動的な炊き分け機能はありませんが、水量や浸水時間、蒸らし時間を調整することで炊き分けることは可能です。水量を内釜の目盛りよりも少し多めに、あるいは、予約炊飯にして少し長めに浸水させて炊けば、もっちりした炊き上がりになりました。このちょっとしたひと手間で、自分好みの炊き分けを極めてみるのも「BALMUDA The Gohan」ならではの体験です。

いろいろ試してわかった! ごはんを食べる楽しさ

今回、白米・玄米・炊込という3つのモードで、さまざまな食べ方を試してみた結果言えることは、「BALMUDA The Gohan」で炊いたごはんは、お米単体ではなく、一緒に食べるおかずとのマッチングによってその真価を発揮するということです。

左:豆カレー&納豆ごはん 右:炊き込みごはん

“ごはんの友”という言葉がありますが、むしろ“おかずの親友”になりえるごはん。とりわけ、カレーや納豆、漬物や佃煮、あるいは丼ものだってすぐさま打ち解けて親友です。噛んだ時、グチャっと混ざりあわず、あくまでおかずと綺麗に絡み合う感じ。これを味わいたくてまたおかずを欲し、おかずがさらにごはんを欲し……このスパイラルが実に楽しく、心地よい。おいしい、だけじゃなく、楽しい。食感によるこの新しい体験こそが「BALMUDA The Gohan」の魅力である、とあらためて結論付けたいと思います。気付けば、きっとごはんの消費量が増えていることでしょう(私は明らかに増えました…年齢的に、あまり喜べないのが本音ですが……笑)。

以上、あくまで個人的な体験を書いてみましたが、これまでとは違うごはん、いや、“ごはん体験“を味わってみたいなら、「BALMUDA The Gohan」を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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