ファッションバイヤーの「PREMIER」通信|この夏も凝った素材で麗しく!

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ファッションバイヤーの「PREMIER」通信

この夏も凝った素材で麗しく!

  • 2018/5/11
  • お暑うございます。というご挨拶はまだ早いでしょうか。。。気の早い、バイヤー番園でございます。けれど、お洋服の世界はもう夏真っ盛りです。最新の『特選ファッション プルミエ 2018夏号』でも、素敵で麗しい夏の装いをばっちりご紹介しておりますよ。

    さて、夏。日差しが強く、湿気がある日本の夏は、とりわけ体に厳しい季節です。ですが、夏の休暇に合わせてなのでしょう、希少な美術展があったり、音楽会があったり、懐かしい顔が揃う集いが催されたりするのも決まってこの季節だったりします。そうなると、Tシャツ1枚で出かけられないのが、みなさまのような麗しいご婦人方の宿命。そんなときは、1枚でパッと華やぐ凝った素材の夏服が威力を発揮します。今回は、誌面だけではお伝えできない、凝った素材のあれこれを、このコラムでアピールさせていただきたいと思います。

    まずは、本誌の表紙を飾ったモノトーンのプリントガウン。ワンピースとのセットアップはもちろん、ベーシックなトップス+パンツの上にさらりと羽織っても装いがドラマティックになること間違いなし! 歩くたびに揺れる様子は、まるで“天女の羽衣”のよう。しかも墨絵的プリントが、粋な風情です。こちらは、実はモノトーンのプリントだけではないのです。シルバーの箔がうっすらとかかっております。ですので、夏の日差しを受け、揺れるたびにさりげなくキラっと輝きます。これが、しなやかな素材をいっそう際立てるわけです。光りを受ける様子は、ぜひ動画でご確認ください。

    また、ぐっと愉しげな装いができるワンピースはいかがでしょう。総レースで仕立てておりますが、こちらは裾から立ち上がるように配置された刺繍がなんとも可愛らしい。少女の頃からお出かけ服はレースだったわ。。。そんなノスタルジックな気持ちにもさせてくれます。メッシュ素材に施した刺繍は、ちょっとふっくらとして立体的。赤、白、青と使っている色もシンプル。今また、この愛らしさを愛でるときです。

    それから、レースのブラウス。繊細な細工の美しさは、見るからに“よそ行き”らしいエレガントな雰囲気。シャーベットのようなスウィートなカラーが、ひんやりと涼しげです。2色をご用意いたしましたが、その配色の妙をぜひとも見ていただきたい。ピンク地はサンドベージュを合わせて、甘くなりすぎないシックな雰囲気に。オレンジ系のベージュ地はアイボリーを合わせて、清楚な雰囲気に。淡い色調でまとめたので、レースの細工が際立ちながらも、軽やかです。スキントーンの裏地を重ねて、繊細な配色を邪魔しないようにいたしました。

    もうひとつはジャケット。知的で爽やかなネイビーは、夏の外出にうってつけです。ペプラムのフェミニンなデザインはもちろん、このジャケットの素敵なところは素材にあります。柄を浮かび上がらせた特殊な加工のふくれ織り。表面に凹凸が生まれ、立体的な陰影になります。しかも横ストレッチで動きやすく、とても軽くてシワにもなりません。ですから長時間の着用も、旅先でのお洒落にも最適。華やかなのに涼しいのは、夏には嬉しいことです。

    欲張りな番園は他にもたくさんご紹介したいアイテムがあるのですが、今回は以上4つのオススメを動画にいたしました。じっくり、ゆっくり、ご覧ください。

動画で解説

この夏も凝った素材で麗しく!【特選ファッション PREMIER 2018夏号】

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  • なお、スペシャルな素材はあまり多くの数をご用意できません。もし、素敵だわと思っていただけたら、お早めのご決断をおすすめいたします。

バイヤー番園 智子

アパレルメーカーでの経験を生かし、主に『特選ファッション プルミエ』カタログを担当。お客様に喜んでいただけることを目標に、“上質で上品に”を心掛けながら商品作りを行う日々。素材には特にこだわり、素敵な素材を求めて生地の展示会にも足繁く通っています。

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