ファッションバイヤーの「PREMIER」通信|やはり、夏の肌着はシルクです!

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ファッションバイヤーの「PREMIER」通信

やはり、夏の肌着はシルクです!

  • 2018/6/1
  • 真のお洒落上手とは? それはひょっとしたら、お洒落の手前の下準備が完璧なことなのかもしれません。こんにちは、バイヤー番園です。

  • ちょっと格好をつけてしまいましたが、正直申し上げて、夏のお洒落のベースは、やはり肌着選びだと思うのです。日本の夏はとにかく湿気と熱気。いくら涼しい顔をしてお洒落をしたいと思っても、服の内側ではジメジメとの戦いです。つまるところ、汗をかいても快適で心地よい肌着が欲しいんです! というわけで、その戦いに勝利する一品を、私、見つけてまいりました。

  • それが、シルクのインナーです。
    機能派インナーは数あれど、天然素材が持つポテンシャルはやはり素晴らしい。しかも肌触りは言わずもがなです。シルクは汗を吸湿し(綿の1.3倍と言われております)、早く放湿します(こちらは綿の1.5倍と言われております)。余分な湿気が残らないため、肌をいつも快適に保つことができます。また、たくさん汗をかくと、吸った汗を放湿しながら熱を奪うので、ちょっとひんやりと感じるんです。それからシルクは天然繊維の中でもっとも細く、長いので、繊維と繊維の間にたくさんの空気を含むことができます。隙間の空気の断熱効果により、夏は涼しく、冬は暖かいという保温性にも優れております。さらに、シルクは紫外線を吸収しますので、紫外線から肌守る機能も備わっています。なんという力を持っているのでしょうか! 私がシルクの肌着をおすすめするのは、けっして見映えだけではないのです。いや、見映えも大事ですけれど(笑)。

    そして、この夏、ご紹介するシルクのインナーは、シルクであることにこだわったシリーズです。そう、名ばかりのシルクではなく、細部にまでシルクを使用し、シルクの快適さを追求したもの。敏感な肌の方にも喜んでいただけるかと思います。誌面ではご紹介しきれなかった部分も、動画でご説明いたしますよ。

     

    ベーシックなインナーとしてお使いいただきたいのが、汗取り付きのタンクトップ。

  • 左:ブラック 右:モカ

  • ツルツル、ピカピカにならないよう、シルクの中でも光沢を抑えた糸の天竺編みです。こちらは脇の下に汗取り用のパッドが付いております。このパッド部分もすべてシルクです。汗取りパッドだけ異なる素材になったものをよく見かけますが、いちばん汗をかくところがシルクであることは、かなりポイントが高いはず。ゴツゴツせずにスムーズに肌になじみます。背中の襟ぐりも浅く、背中の汗もしっかり吸湿。重ねるお洋服も安心です。

     

    もうちょっとフィット感が欲しいという方にはリブ編みがおすすめです。

  • 左:ブラック 右:モカ

  • 繊細なリブが心地よく肌にしっとりとフィットします。脇部分は丸編みで、縫い目のないシームレスタイプ。肌のあたりがとにかく優しい。袖口や裾は端をかがっただけのメロウ仕上げです。ただ、胸元のレースのみシルクではありません。ストレッチ性と耐久性を検討した結果、レースだけはシルクは難しいという判断に。ここだけはお許しくださいませ。このレースで全体の伸びや型崩れも防いでおります。

     

    もっとアクティブに、という方には、ブラジャー要らずのカップ付きインナーを。

  • 左:ベージュ 右:ブラック

  • こちらはカップの裏側、縫製のすべてがシルクでございます。カップ付きインナーというと、後ろにホックが付いていてゴロついたり、逆に後ろに何もなくバストの安定感に乏しいものなど使用感に微妙なところがあるもの。こちらはそこに配慮があります。アンダーバストをぐるりと一周するシャーリングが優しくフィットしてバストをホールド。軽やかな着心地の中に、きちんとした安心感があります。調節可能なアジャスターでストラップも自在。しかもすべてがシルク。普段使い意外にも、たとえばウォーキングやヨガのときにお召しになるのもおすすめです。

     

    いずれも、もちろん自宅でお洗濯できます。ネットに入れて、洗濯機の弱水流でお願いいたします。

    「やっと満足する夏の肌着が見つかったわ」。そんなお言葉がいただけたら、バイヤー冥利に尽きます!

動画で解説

やはり、夏の肌着はシルクです!|【特選ファッション PREMIER 2018夏号】

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バイヤー番園 智子

アパレルメーカーでの経験を生かし、主に『特選ファッション プルミエ』カタログを担当。お客様に喜んでいただけることを目標に、“上質で上品に”を心掛けながら商品作りを行う日々。素材には特にこだわり、素敵な素材を求めて生地の展示会にも足繁く通っています。

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