使って欲しい! この逸品|【土鍋リポート】土鍋と一緒に巡る秋

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【土鍋リポート】土鍋と一緒に巡る秋

使ってほしい!この逸品

  • 2018
    10/17
  • 『家庭画報』オリジナル土鍋は、三重県・伊賀の「長谷園」さんと作って1年になりました。この秋からは、ご要望にお応えして2合炊きも新たに登場! おかげさまで、3合炊きともどもご好評をいただいております。

    元々「土鍋ごはん党」の方がサイズダウンで2合炊きを購入していただいたり、新たに「入党」していただく方も。かく言う私も土鍋ごはん党員。“食欲の秋”を迎え、これからの時期、白米はもちろん、秋の実りを炊き込んで、味や香りを楽しみたいもの。

    炊き上がったら、付属の陶板をテーブルにセットして、土鍋を食卓の真ん中に。スッキリとしたフォルムは、卓上でも邪魔になりません。蓋を開けて、炊き上がりの瞬間――「わぁ〜」「おーっ」と食卓を囲む皆の驚きと喜びは格別です。口に運んだとき、香りが鼻から抜けて、口内でふわりと広がる味わい。お好きな実りを炊き込んで、食卓の秋を是非楽しんでいただきたいと思います。

    「土鍋」と聞くと、手間がかかって、面倒なイメージ。使い始めにこそ、お粥を炊いたりする手間がかかりますが、そのあとはラクちんです。炊き上がりまで時間もかかりません(火にかけてから約30分)。水加減も火加減もカンタン。水に触れるすべての部分に施釉されているので、使い終わってからも、汚れが残りにくく、キレイに洗い上がります。

    まずは、土鍋ごはんのおいしさを知っていただければと、いろいろできる土鍋の底力を見ていただくべく、普段どんな風に使っているかを見ていただき、今秋からは是非、「土鍋ごはん党」に仲間入りしてみませんか?

    秋の味覚 その1 きのこごはん

    しめじと、ひらたけを“だし”で炊き込んでみました。蓋の穴から蒸気が出始めたら、火を止めて20分で炊きあがりです。水菜は炊き上がり2分前くらいにきのこの上にのせて、余熱で蒸らしてできあがりです。

    きのこの旨味と水菜の歯ごたえがマッチ。おいしく炊けました。

     

    秋の味覚 その2 ふかし芋

    家庭画報のごはん炊き土鍋は、ごはん炊き専用でもいいのですが、誌面でもお伝えしている通り、鍋料理にもどんどんお使いください。寒い季節に向けて、シチューや煮込み、おでんなどにも活躍しますよ。今回は、土鍋の口の内径に合う金網(私物です:直径 約17p以内なら大丈夫)を使って、別の用途に。鍋に水を張って、脚付きの金網を落とし込めば、“蒸し鍋”としても使えますね。

    ここでは秋の実り、さつまいもをふかしてみました。金網の脚が高いので、さつまいもは縦半分に割ってふかしてみました。

    できあがりは上々。塩を振って、バターを落として簡単な秋のおやつのできあがりです。

     

    その3 栗ごはん

    秋と言えば(私の場合は)、栗ごはんですね。渋皮をむくのは、少し手間ではありますが、炊き上がりのことを思えば、そんな手間などなんのその。昆布だしと少量の塩でシンプルに炊き上げます。炊き上がりが迫るキッチンに甘い香りが広がり、わくわくします。

    栗は“ぽくぽく”に、ごはんは昆布だしのヴェールに包まれて、つやつやふっくらと炊きあがりました。栗のいくつかをしゃもじの背で軽くしごいて粗くつぶしてごはんと混ぜ、残りのごろごろとした粒の栗とさっくり混ぜ合わせます。

    盛り付けたら、黒ゴマをパラリ。彩りも加わり、食欲をそそる仕上がりです。口に含むと、栗の甘みが、昆布だしと塩で炊きあがったごはんと相まって、いい塩梅です。

    この秋は、食べ過ぎに注意ですね。多めに炊いて、冷凍保存がおすすめですが、少量を炊いて、その都度食べきりがいいという方もいらっしゃるようです。土鍋は多孔質なので、調湿もしてくれる優れもの。寒い時期なら、炊き上がりをそのまま残しておいても、おいしいまま保存してくれます。

このコラムでご紹介したアイテム

 
家庭画報のごはん炊き土鍋 8,964円〜11,880円 (税込)
バイヤー江口 隆一

「ジャンルはワイド、セレクトはニッチ」(汗)。
手仕事やインテリア、器にファッションなど、ジャンル広く担当。モノの背景に滲む、作り手の工夫や心意気に惚れるタイプ。
「機能がカタチになっている道具」の潔さ、わかりやすさが好き。売上もニッチで、悩み中。。。

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