家庭画報ショッピングサロン

純銀の繊細な透かし模様がおりなす華麗なる造形美……
伝統工芸「平戸細工（ひらどざいく）」の第一人者がおくる気品に満ちたジュエリー。

知恵の神様や魔よけとして、また幸福を招く瑞鳥（ずいちょう）として昔から親しまれてきたふくろう。そんな愛らしい姿をうつした純銀製の宝飾品をご紹介します。平戸細工の名匠・大谷　茂氏が白く輝く銀線を自在に操り、技を尽くして創作したペンダント＆ブローチ＜幸福の白ふくろう＞。まさに銀の芸術品と称すべき逸品です。平戸細工とは、江戸時代、長崎の平戸にオランダ人から伝えられた銀細工です。1ミリの何分の一という極細の銀線を縒（よ）り合わせ、精妙な透かし模様を作り上げていく技法で、純銀独特の清雅な輝きと華麗な意匠が珍重されてきました。満月に輝く幸運の象徴、白ふくろう。ふっくらと重なり合う羽根の一枚一枚まで純銀の平戸細工で表現されており、繊細なその透かし模様は息を呑む美しさです。つぶらな瞳は、2石のルビー。鮮やかな真紅のきらめきが、銀の輝きに映えます。足もとの枝では、つややかな淡水養殖無核真珠が、豊かな実りを象徴します。本品は、ペンダントにもブローチにもなる便利な2WAYタイプです。チェーンが着脱できるので、ブラウスやニットの胸もとに、ジャケットの襟にと、多彩にお召しいただけます。

大谷　茂
昭和16年生まれ。伝統工芸「平戸細工」の数少ない後継者。JJAジュエリーコンテスト労働大臣賞および東京都知事賞、JPCフェア通商産業大臣賞など、受賞歴多数。平成11年、経済産業省認可・日本貴金属文化工芸協同組合より宝飾師に認定。平成17年、東京都優秀技能者「東京マイスター」に認定。