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源氏貝覆(げんじかいおおい)【源氏物語II】 【特定日配送品】
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源氏貝覆(げんじかいおおい)【源氏物語II】 【特定日配送品】

精緻な筆致と雅な彩色が生む
深遠な『源氏物語』の世界

155,000 (税込)

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商品説明

精緻な筆致と雅な彩色が生む深遠な『源氏物語』の世界

今から千年以上前の平安時代中期に紫式部が記した『源氏物語 五十四帖』。本作はその中の十巻を題材にした貝合の傑作です。各巻の象徴的なシーンを1対の貝の内面に描き、宮殿のようすや登場人物を表す「源氏絵」と、人物を描かずに人物を匂わせたり物語の展開を連想させる情景画の「留守絵」で構成しています。2つの絵の組み合わせから、劇的な物語展開や人生模様といった『源氏物語』の深遠な世界を感じることができ、いずれもじっくり眺めていたくなる作品ばかりです。林さんの卓越した技術と研ぎ澄まされた感覚で作りあげた小さな芸術品です。

「源氏絵」と「留守絵」で描く『源氏物語』の世界

『源氏物語 五十四帖』から十巻を題材とし、1対の小さな貝殻に、宮殿のようすや登場人物を表す「源氏絵」と、登場人物を描かずに人物を匂わせたり物語の展開を連想させる情景画の「留守絵」を描写しました。

各作品に描かれる物語

第二十五帖 蛍

光源氏36歳の5月のこと。光源氏が御簾の後ろに隠れているとも知らず、思いを寄せる玉鬘(たまかずら)の部屋を訪れる、光源氏の弟・蛍兵部卿宮(ほたるひょうぶきょうのみや)。光源氏は頃合いを見計らって、御簾を上げ、隠していた蛍を放ちます。描かれているのは、その一瞬、蛍の光に照らされた玉鬘の顔を見てしまった場面。蛍兵部卿宮はその美しさにますます夢中になります。

第二十六帖 常夏(とこなつ)

光源氏36歳の夏のこと。実の娘でない玉鬘(たまかずら)を引き取り、想いと現実に揺れる光源氏。その噂を聞きつけた頭中将(とうのちゅうじょう)は、娘と名乗る近江の君を引き取るもその出来の悪さにうんざり。的が外れた頭中将は娘・雲居雁(くもいのかり)を訪ねます。描かれているのは、昼寝をしている娘の姿に将来を案じている場面。留守絵の撫子は「常夏」のことで、玉鬘の母、夕顔は常夏の女と呼ばれました。

第二十八帖 野分(のわき)

光源氏36歳の秋のこと。台風(野分)で荒れ果てた六条院に見舞いに行く、光源氏の息子の夕霧。偶然、庭の手入れをさせている紫の上を垣間見て、夕霧はその美しさに心惹かれます。描かれているのは、夕霧が次に訪れる見舞い先の中宮の御殿での一場面。そこで目にする、お付きの美しい少女たちが虫かごの虫に露を与えている様子です。

第三十二帖 梅枝(うめがえ)

光源氏39歳の春のこと。明石の姫君の入内が近づき、贅を尽くした準備を整える光源氏。その一環として六条院の女性たちにお香の調合を呼びかけます。描かれているのは、梅が咲く春のある日に訪ねてきた弟の蛍兵部卿宮(ほたるひょうぶきょうのみや)に光源氏がお香の優劣を決めるように依頼している場面。留守絵に描かれているのは梅枝に添えられた朝顔の君からの文とお香。

第五十一帖 浮舟(うきふね)

光源氏死後の物語。光源氏の息子夕霧の友人であり頭中将の長男の柏木と、光源氏の正妻の女三宮の不義の子・薫、光源氏の外孫・匂宮(におうみや)が、宇治八の宮の三姉妹(大君、中の君、浮舟)を巡って織りなす「宇治十帖」の第七巻の一場面。浮舟に執心する匂宮が、薫がかくまっている宇治にいる浮舟を探し出し、強引に我がものにしてしまいます。2人の板挟みになる浮舟は入水を決意し、姿を消してしまいます。

詳細

●材質 箱:桐 貝合:蛤 金箔 水干絵の具 ●サイズ(約) 箱:一辺10.5×高さ6.5cm 貝(1枚):縦6.7× 横8.7cm ●重さ(約) 貝(1枚):64g 総重量:153g ●セット内容 彩色蛤×1対 収納桐箱×1 ●日本製

*商品の特性上、色、柄、サイズなどが多少異なります。

家庭画報 珠玉の逸品 2023 新春号 雛の貝合 ~有職彩色絵師 林 美木子の世界~>> 掲載(*掲載は2023年4月30日まで)



伝統を未来へ 伝統を未来へ

林美木子さん

重要無形文化財『桐塑(とうそ)人形』保持者(人間国宝)である父・林駒夫に師事。有職彩色絵師として、平安時代に宮中を彩った有職の美を、細部に至るまで徹底して研究し、伝統的な有職の貝桶、貝覆、檜扇をはじめ、有職大和絵による板絵などの作品を世に生み出しています。「時代と作者が絵に表れないこと」を本分とする林美木子さんの卓越した技術と研ぎ澄まされた感覚で作り上げた逸品をご堪能ください。

有職彩色絵師・林美木子(はやしみきこ)

1966年、京都に生まれる。1984年、京都市立銅駝美術工芸高等学校日本画科卒業。1986年、京都芸術短期大学日本画コース卒業。翌年より丸平大木人形店で人形彩色絵師の仕事を始める。現在は、有職彩色絵師として、個展やグループ展を中心に幅広く活動。2018年「ブルガリアウローラアワード2018」を受賞。著書に『坂東玉三郎の歌舞伎ぬりえ』(坂東玉三郎共著・小学館)、『王朝のかたち』(猪熊兼樹共著・淡交社刊)がある。

  • 雛道具に欠かせない「貝合」

    「貝合(かいあわせ)」は「貝覆(かいおおい)」とも言い、内面に絵を描いた蛤の貝殻を伏せて対となる貝を探す宮中の遊びで、かるたのもととなったものとされています。蛤は上下の貝殻が対でなければ合わないことから良縁や夫婦和合の象徴とされ、女性の幸せを願う雛道具として飾られるようになりました。

  • 金箔を贅沢に使い描いた亀甲形の貝桶

    貝桶は2つあり、1対の貝を1枚ずつ分けて収めます。両面に『源氏物語』の四季の場面を丁寧に表し、一面に本金箔を貼った豪華絢爛な細密画です。八角形のふたの天面にも『源氏物語』の精密な描写が。貝桶の紐は特別な結びのため、解かずにそのままの状態で装飾品としてお使いください。

  • 雅な王朝世界を写した「大和絵」の魅力

    平安京に宮廷があったころの皇族や貴族たちが営んでいた優雅な生活を題材とする「大和絵」。金箔を貼った貝の内側に絵の具などを用いて色彩豊かに描かれる貝合は気品に満ち、人物の表情や装束までもが精密に表現されています。また、貝合には胡粉を盛り固めて菊を表す有職の技法「菊置上」が施されたものもあります。生きた蛤を選ぶところから始まり、昔と同じ手法で製作された雅な王朝世界をお楽しみください。

蛤

貝殻について

外面もひとつひとつ丁寧に磨きあげた蛤。
殻が大きく、形・色も美しい桑名産蛤を、作品ごとにすべてサイズを厳選して揃えています。

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