真っ白いカットワークに生成りフレーム仕立てのテーブルクロスです。インド北西部、ラジャスタン州からグジャラート州にかけて広がるタール砂漠で暮らす、女性たちの手によって作り出される、刺繍、パッチワーク、カットワークの歴史はかなり古いものの、その記録は少ないといわれています。その昔、王家や豊かな特権階級の人々は、高価な宝石や銀糸、錦糸を縫い付けた衣装を纏い、富と権力を誇っていました。庶民がそれと似たものを身につけたいと考え、作られたのがこのコットンのカットワークの始まりといわれています。膝の上で、ハサミ一丁で切り抜かれる幾何学模様は、すべて下絵なしのカットワーク。切り抜かれたカットワークは、基布に一針一針手縫いで縫い付けるという根気のいる作業です。今回ご提案するテーブルセンターは、3柄各5枚総計15枚をセレクトしています。カットワークのイメージに合わせて、それぞれを「小花」、「花火」、「窓」と名前をつけました。
【WEB限定】新商品>> 掲載(*カタログ有効期限2022年12月13日まで)