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東京　赤坂璃宮

〝食は広州にあり〟と称される広東料理独特の調理技法を守りつつ、柔軟な発想で四季折々の滋味に富んだ日本の食材を取り入れた料理で人気の東京・赤坂の高級中華レストラン。広東料理の四大乾貨である、干し鮑、干しなまこ、ふかひれ、魚の浮袋などの食材を使用した料理を看板とし、芳潤にして軽やかな広東料理の真髄を届けている。

総料理長　譚 澤明さん

1976年神奈川県生まれ。父は、広東料理の重鎮として名を馳せた譚 彦彬氏。父の姿を見て育ち、自然と同じ道へ。高校卒業後に東京や横浜の有名ホテルの中華料理店で研鑽を積み30歳で「赤坂璃宮」に入店。副料理長として活躍後、2012年に総料理長に就任する。広東料理の新たな魅力を創造する若き匠として注目されている。

赤坂璃宮の歩み

日本における中国料理を牽引し続けてきた料理人、故・譚 彦彬氏によって1996年に開業。医食同源を理念に掲げたスパイスや油をさりげなく控えた穏やかで上品な味わいで、多くの美食家たちを魅了してきた。その技と精神は、父であり師でもある彦彬氏のもとで腕を磨いた総料理長の譚 澤明さんが伝承し、さらなる進化を続けている。